ゼロトラストとは何か?基本の考え方
ゼロトラストとは、「すべてのアクセスを信頼しない」という前提で設計されるセキュリティの考え方です。
従来は、社内ネットワークの中は安全、外部は危険という考え方が一般的でした。
しかし、テレワークの普及により、社内外の境界は曖昧になっています。
そのため、「どこからアクセスしているか」ではなく、
「そのアクセスが正しいかどうか」を都度検証する必要があります。
これがゼロトラストの基本的な考え方です。

なぜ今ゼロトラストが注目されているのか
ゼロトラストが注目されている背景には、働き方の変化があります。
- テレワークの普及
- クラウドサービスの利用拡大
- スマートフォンからの業務アクセス
これにより、従来のセキュリティモデルでは対応しきれないケースが増えています。
従来のセキュリティとの違い
従来のセキュリティは「境界防御型」と呼ばれます。
一方、ゼロトラストは以下の特徴があります。
- すべてのアクセスを検証
- ユーザー単位で制御
- 継続的な認証
この違いが、テレワーク時代に適している理由です。

テレワーク環境で高まるリスク
テレワーク環境では、以下のようなリスクが増加します。
- 外部ネットワークからのアクセス
- 端末の管理不足
- アカウントの使い回し
こうしたリスクに対応するために、ゼロトラストの考え方が重要になります。
ゼロトラストを実現する主な仕組み
SSO(シングルサインオン)
SSOは、1つの認証で複数のシステムにアクセスできる仕組みです。
👉シングルサインオン(SSO)とは?企業のセキュリティとID管理を強化する仕組みをわかりやすく解説

多要素認証(MFA)
ID・パスワードに加えて、追加の認証を行うことでセキュリティを強化します。
アクセス制御
ユーザーごとにアクセスできる範囲を制限することで、情報漏えいリスクを抑えます。
クラウドPBXとゼロトラストの関係
クラウドPBXもインターネットを利用するため、ゼロトラストの考え方と密接に関係しています。
スマートフォンやPCからアクセスする環境では、
適切な認証やアクセス管理が不可欠です。
そのため、クラウドPBXの導入とあわせて、セキュリティ設計を見直すことが重要になります。
導入時のポイント
ゼロトラストを導入する際は、以下を意識しましょう。
- 一度にすべて導入しない
- 優先順位をつける
- 運用できる範囲から始める
シンプルな構成から段階的に進めることが重要です。

まとめ|これからのセキュリティは“信頼しない”が前提
ゼロトラストは、テレワーク時代に適した新しいセキュリティの考え方です。
クラウドPBXやSSOと組み合わせることで、安全で効率的な業務環境を実現できます。
今後は、個別の対策ではなく、全体設計としてのセキュリティが求められます。
クラウドPBXやテレワーク環境の整備を進める中で、「セキュリティ対策はこれで十分なのか」と不安に感じていませんか?
「アクセス管理が複雑になっている」
「複数のシステムの認証をどう管理すべきか分からない」
「どこまで対策すれば安心なのか判断できない」
こうした課題は、クラウド化を進める多くの企業が直面しています。
ゼロトラストは、こうした課題を解決するための考え方ですが、実際にどのように導入すればよいのか分かりにくいのも事実です。
当社では、クラウドPBXやSSOを含めた業務環境全体を踏まえ、
「どのようにセキュリティ設計を行うべきか」
「自社に合った対策レベルはどこか」
を具体的にご案内しています。
「まずは現状を整理したい」
「どこから手をつけるべきか知りたい」
といった段階でも問題ございませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
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執筆者:メディアマート株式会社 マーケティングチーム
クラウドPBX、セキュアブラウザ等のユニファイドコミュニケーションやネットワークセキュリティに関わる事業を約15年運営。業界の最新常識やトレンド情報を発信しています。
